Q and A キルギスへの道
キルギスはどこにあるのですか
シルクロードのほぼ中央に 位置します。中央アジアと呼ばれています。ウズベキスタン、タジキスタン、カザフスタン、中国に 国境を接しています。首都のビシュケク市は天山山脈の北側に位置しています。シルクロードの天山北路です。山岳風景が美しく親日的な国です。
地図の説明 左中央のKYRGYZTANと書かれているところが キルギス共和国です。人口約500万人。ほとんどは山岳地帯ですが 首都BISHKEK付近は 高度約700Mで 平地となっています。
キルギスへは どのようにして いくのですか
アエロフロートロシア航空はモスクワ経由、ウズベキスタン航空は タシケント経由です。
飛行時間は アエロフロートロシア航空は約14時間。(乗り換え時間を含みません。) ウズベキスタン航空は約8時間。(乗り換え時間を含みません。)乗り換え時間は便にもよりますが 約6時間から16時間くらいです。
追加情報 キルギスへは アエロフロートロシア航空のモスクワ経由、ウズベキスタン航空のタシケント経由が 最も利用されているようです。また中国南方国航空で 北京ウルムチ経由も可能です。トルコ航空の イスタンブール経由も可能です。(東京からイスタンブールは10時間 イスタンブールから ビシュケクは 4時間 乗り換え時間は含みません)日本から アルマトイまでの航空券を購入し(インチョン経由) アルマトイから 乗り合いタクシーでビシュケクに移動する方法もあります。たたし 乗合タクシーと国境通過があり 夜間になっているので上級者向けです。アルマトイで宿泊すれば問題ありません。または アルマトイからビシュケクの航空機も利用できます。また ドバイ経由(ETIHAD航空でドバイ経由 )も可能になっています。(羽田または 関空からドバイは9時間.毎日便 ドバイからビシュケクは4時間 乗り換え時間は含みません)ドバイからビシュケクはフライドバイ航空で週4便です。ドバイ ビシュケク間の発着時間帯は いずれも深夜です。
航空運賃は どの程度ですか
いずれの 航空会社の場合も 冬季で約7-10万円くらい(往復)夏季で約13万円〜16万円(往復)くらいのようです。なおウズベキスタン航空には青少年割引があるようです。長期オープンチケットは これよりかなり高額のようです。なお、航空機の便が少なく 混雑している時期があります。特に ビシュケクータシケント ビシュケクーモスクワ間が混雑している時期があります。この場合は 航空券販売業者に 第1希望から第3希望というように 時期に幅を持たせて 航空券の有無を確認してください。
航空券はどのようにして 買えばいいですか。
ポータルサイトの ヤフー、グーグルなど で ビシュケク 格安航空券で 検索してください。H.I.S.(エッチ アイ エス)などで 販売しているようです
航空機の荷物は何キロまでですか。
共産圏の航空会社は荷物の重量が厳格です。機内持ち込み荷物(=キャビン)も含めて 重量を図ります。 オーバーの場合は高額です。ウズベキスタン航空の場合は 手荷物(=預ける荷物)20KG+機内持ち込み5KG 合計25KGです。なお ウズベキスタン航空は2011年より 成田 タシケント間は直行になっています。(従来は 成田ー関空ータシケント)
どうしても オーバーするときは ここをクリック
追加情報 :2014年アエロフロートの機内誌『オーロラ』によると手荷物(=預ける荷物) エコノミークラスは23KG,機内持ち込み手荷物は10GKとなっています。ただし 変更 誤りの可能性もあるので その都度航空券を買った販売店に確認してください。
重量がオーバーしたときの料金はどのくらいですか
2012年7月ビシュケク発成田行き ウズベキンスタン航空 手荷物25KG 機内持ち込み(キャビン)5KG 合計30KG の場合は 37US$でした。制限は20KG+機内持ち込み(キャビン)5KG 合計25KGなので 5KGオーバーの場合の実績金額。ビシュケクのウズベキンスタン航空チェックカウンターで現金で支払いです
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陸路での入国は可能ですか(中国大陸陸路横断の場合)
可能です。
【中国大陸横断】
夏期は 航空券の価格が高いので 陸路の場合が安価です。しかし 中国の寝台特急列車、特急列車などの指定席は 夏期は特に非常に混雑しており 上海 北京 ウルムチなどの駅で買う場合は 現地の駅販売窓口で最高7−10日待ちくらいかかります。(上海ーウルムチの超長距離列車の場合は 日本人の場合寝台でなければ 体力的に無理です。48時間かかるので指定席では疲れ無理です。立ち席はさらに無理です)また中国の長距離バスは アメリカのグレイハウンドバスとは異なり 超長距離バスはありません。超長距離バス(上海ーウルムチ、上海ーカシュガルなど)は 不定期のバス(旅行会社が特別に仕立てたバス)になり 便数も非常に少なく切符を買うことは まず不可能です。従って超長距離ではなく長距離寝台バスを乗り継ぐことになりますが(西安 次に西寧 などで乗り継ぎます.ただしウルムチー西寧、青島ー西寧は週2便など) 夏期は 非常に混雑しています。また 長距離寝台バス(24ー36時間程度乗車 36時間の場合は2泊3日)は 民間の複数のバス会社が路線を持っており 路線が複雑でかつ 切符の購入場所 乗車場所もバス会社ごとに違う場合が多く 切符を買うのに(勝手がわからない場合は)苦労します。切符は理由はわかりませんが 一般の長距離寝台バス切符売り場では販売していない場合が多いです。(たとえば上海 西安 ウルムチ 北京のバス切符売り場では 中距離寝台バス切符しか販売していません。長距離寝台バスキップを買う場合は その都度 切符を売っている旅行代理店を探す必要があります。2010年現在。)また 長距離寝台バスの切符を買う都度 混雑しているので1−数日待つ場合が多いです。現地の人は 超長距離の場合は バスは不便で切符も高いので バスはさけ 列車を利用しています。結果的に 現地の人と同じように 7−10日待っても列車での移動が得策です。以上夏期は 中国旅行になれていない場合は 陸路はさけることを おすすめします。10月の国慶節 中国の旧正月期間も同様で大混雑しており無理です。その他の時期も 上海 ウルムチなどのターミナル駅で 最低1−7日待ちです。また 冬季は 航空券の価格が安いので 値段的に途中の宿泊費などを勘案すると陸路と空路の差はほとんどありません。陸路は 冬季でも最短10日(上海からキルギスまで)くらいかかり(カザフビザをあらかじめ日本で取得している場合。取得していない場合は+5日) かつ中国旅行になれていない場合は 移動に困難を伴います。中国は人口10億人以上にたいし 鉄道網バス網は日本に比べ 本数が少ないので混雑しているようです。以上は2009年の情報です。中国での宿泊などはここをクリック
なお、上海 北京など主要駅発の切符は 夏期など混雑時をのぞいてHISで販売されています。この場合は日本で予約票を買い 現地で 予約票を 切符に現地のHISで交換します。したがって 往路は 日本で切符を買っていくと 現地での7−10日待つ期間は省略できます。切符は特急寝台 1日1本 48時間 夕刻発 上海からウルムチ22000円くらい。駅の窓口で買った場合は15000円くらいです。2009年。復路のウルムチ発は日本では売っていません。(なお 成田ウルムチ片道航空券は 5万円程度で販売されており 特急寝台を利用する陸路に比較し安価です。陸路の場合は 宿泊代 食費 雑費などがかかってしまいます。この特急寝台を利用するのは あくまで陸路の旅を趣味として楽しむ バックパッカー=旅行好きの人向けです。陸路の場合は 普通程度に旅行した場合 片道約10万円かかります。)価格は変化している可能性があるので 都度確認してください。
キルギスに留学予定です。夏休みに帰省する場合の経済的な方法は どれを選択すればいいですか。
日本で 航空券を買う場合21日FIX往復航空券と 1年オープン往復航空券では 購入時期にもよりますが2−3倍価格が開いています。1年オープン往復航空券は17万円−20万円程度です。安価に帰省するには ウズベキスタン航空の航空券を キルギスで買った場合 2ヶ月 FIXOPENが往復1500ドル程度なので安価です。陸路の帰省(中国大陸横断)は途中の 宿泊代などかかるので 結果的に高くつきます。(航空機での帰省が安いです。)(翌年も引きつづき留学する場合)なおウズベキスタン航空のFIXOPENは 復路の出発日(成田発の日にち)を変更すると 手数料約1万円がかかります。なお 切符の値段を確認する場合は キエフスカヤ通りのウズベキスタン航空ビシュケク支店(看板は『アビアカッサ』となっています) チュイ通りの 中国南方航空ビシュケク支店で聞けば 簡単に教えてくれます。その他の 切符販売代理店では 簡単には教えてくれません。(コンピューターで 旅行条件をすべて入力してからの返事なので 時間がかかり面倒です。)
キルギスで航空券を買う場合の価格はどのようですか
ここを クリック
キルギス国際大学学生(インド人など)の帰省ルートはどのようですか
ここをクリック。
キルギスに留学予定です。日本からキルギスへの航空券を買う場合 1年の場合 長期オープン航空券と 片道航空券葉どちらが経済的に有利ですか。
1年オープン往復航空券は17万円−20万円程度で高いです。片道航空券も 理由はわかりませんが日本で買った場合は 往復航空券と大差はありません。(ただし燃料サーチャージは半分になります)経済的な方法は 冬季以外の航空券が高い時期(繁忙期)では 旅慣れている場合に限り ウルムチ経由が安価です。繁忙期でも日本でウルムチ片道航空券は 5万円程度で販売されています。ウルムチからアルマトイまでは 約50$ アルマトイから ビシュケクは約1000円です。しかし カザフのビザが ウルムチで実質5日かかるので 慣れていない場合は余裕を見て ウルムチで7日ついやす必要があります。また カザフビザを取得する期間は パスポートを預けることになるので この間は 同じ場所に宿泊する必要があります。(たとえば ウルムチ周辺の ハミなどを観光しようと思っても パスポートがないと ホテルで断られます。つまり ウルムチのYHまたは ホテルにチェクイインして後 カザフのビザを取得する間は ウルムチで連泊する必要があります。)また アルマトイ着は 深夜になります。この場合 バスターミナルで夜が明けるのを待つ必要があります。ウルムチでの ビザの取得方法は インターネットに多くのっているので参照してください。googleなどで『ウルムチで カザフスタン ビザ取得方法』で検索すると 出てきます。ウルムチでのビザの取得は 日本人の場合は優先して処理してくれるので 簡単です。これは カザフビザ取得建物付近(カザフスタン領事館)は大混雑していすが これは中国人の場合ほとんどが労働ビザの申請で 審査に時間がかかるためです。日本人の場合は 日本人である旨 係員の話せば(日本人は ツーリストビザの申請で簡単なので)列の最前に入れてくれます。3営業日後で (日 水 土が 休みなので)実質5日待ちです。日本での取得と違い インビテーションレターは必要ありません。また アルマトイ行きのバスの切符の販売所、乗り場の 辺境飯店は 市内バスの乗り方が難しいです。さらに 辺境飯店付近は 夕刻は大混雑しており タクシーで辺境飯店に行く場合は断られるか メーターの数倍の料金を請求されます。なお アルマトイ行きのバスの乗り場は 辺境飯店のほか 1ヶ所あり 切符を購入した時点で指定されます。アルマトイ行きのバスは カザフの乗客の買出し荷物を満載しており 手荷物の置き場にも苦労するほどです。混雑時はバスは複数台出るので 満員でバスに乗れないことはありません。
ウズベキスタン航空と アエロフロートの長短を教えてください。
ウズベキスタン航空は タシケントのトランジットビルの利用は24時間までとなっています。したがって 切符を買う場合は 24時間以内にタシケントービシュケクの便がある場合に限られます。この条件に合う便は 週1便になってしまいます。航空機は 成田ータシケント間はアメリカのB767 タシケントとビシュケク間は アメリカ製航空機と 時期によりイギリス製を使っています。なお2013年2月 新トランジットビルが オープンしています。このトランジットビル内には 両替所はありません。US$とウズベキスタンソムのみしか受け取ってもらえません。したがって ドル札を用意しておく必要があります。レストランはファーストフード 15$くらいで高いです。旧トランジットビルにあった無料の飲料水はありません。飛行時間は成田タシケントは8時間、タシケントビシュケクは1時間です。
アエロフロートは 毎日便で便利です。モスクワ シェルメチェボ2空港は トランジット24時間の制限はありません。アエロフロートの場合はビシュケク発着がいずれも早朝になってしまいます。したがって (特に冬季は 日の出の時間が遅いので)夜が明けるまで空港で時間をつぶす必要があります。(明るくなってから行動するほうが安全です)また 成田モスクワ間はアメリカ製のB777航空機を使用していますが ビシュケク モスクワ間はロシア製のツボレフ イリューシン航空機です。トランジット時間は 往復とも長いです。飛行時間は 成田モスクワ10時間、モスクワビシュケク4時間です。
追加情報
共産圏の航空機は よく遅れます。(航空機が遅れて)接続便に乗り遅れた場合は 通常はホテルの無料券+無料食事券をくれます。
追加情報 2014年 成田 モスクワは エアバス330、ビシュケク モスクワ間はエアバス320 または319 になっています。なお モスクワ空港のレストランは高いです。500mlの水は200円から300円(店によって値段は異なる)、ハンバーガーセット(最もシンプルなハンバーガー+フライドポテト+コーラ)の最も安いもので 1500円です。店によっては ルーブルが必要。または カードが使える場合もあります。両替は モスクワ シャルメチェボのターミナルは コ の字型になっており 最も遠い場所に1ヶ所あります。また カーペットが敷いてあり 横になれる場所が NO.34
搭乗口とそのさらに奥の2ヶ所あります。(無料)
追加情報 2014年復路は ビシュケク 夕刻発の便はランジット時間は(復路については)短くなっています。2014年7月の場合 モスクワ空港トランジット時間は 1時間しかなく 特にビシュケク モスクワ間が 遅延した場合
パスポートコントロール 荷物チェックに 多くの人が並んでいる場合 搭乗券を見せながら 最前列に割り込む必要があります。また シェルメチェボ空港は 一部の搭乗口が 初心者には わかりずらくなっています。(往路時はトランジット時間が十分あるので)往路時に 搭乗口を確かめておく必要があります。もし(航空機が遅れて)接続便に乗り遅れた場合は 通常はホテルの無料券+無料食事券をくれます。
追加情報 2014年 タシケントのトランジットビルも 高いです。500mlの水は200円 、ハンバーガーセット(最もシンプルなハンバーガー+フライドポテト+コーラ)の最も安いもので 1500円です。学生は (インド パキスタンなどの場合)トランジット時間が14時間以上で 長いので ビシュケクから 弁当を持ち込んでいます。水は 出国審査後の ビシュケク空港のビルで買うと500mlの水は100円です。(なお2014年 キルギス出国の場合 日本と違い 飲用の水のボトルは 持ち込みOKとなっており 出国審査を通過できます)タシケントのトランジットビルは $ または ウズベクの紙幣ソム のみしか使えません。
【中国から キルギスまで】
中国から ウルムチ から アルマトイ(カザフスタン)はここをクリック このルートはキルギスへの最短距離です
中国から カシュガルから オッシュ(キルギス)はここをクリック このルートは大回りです 約1500KM大回りです
ウルムチからアルマトイ経由で キルギス入国が可能です。(土曜発を除く毎日便。このルートは 大動脈で交通量が多いです。中国各地(新疆地区がほとんど)から アルマトイ など 行きの国際バスは (ウルムチ辺境飯店からのバスは2−3台ですが) その他をあわせると合計毎日10台から20台出ています。(カザフのビザが必要
カザフビザはウルムチで 5日 詳細は 旅行案内書参照してください。)
追加情報 2014年7月カザフはビザは不要になっています。詳細はこのホームページのここを見てください。
または 中国から カシュガル オッシュ 経由での入国が可能です。カシュガルーオッシュービシュケク 経由はビザは不要。
注意事項:カシュガルーオッシュは週2便。このルートも 国道は大動脈ですが バスの乗客は少ないです。(24時間 冬季は 道路状況による運休はまずありませんが客が少なく運休する場合があります。寝台バス 通常バスト共トイレはありません。国境ゲートにも 実質上ないので(鍵がかかり閉鎖されている) 注意が必要。夏期でも高度が高いので 国境付近は冬季の服装が必要(セーターが必要)。カシュガルーオッシュー間は キルギス側は 80%未舗装なので 揺れます) さらにウルムチー カシュガル〔24時 寝台バスまたは寝台列車)と オッシュービシュケク(マシュルートカーまたは 乗り合いタクシーで12時間から14時間。)の移動に時間がかかります。
(参考)シルクロードの変遷はここをクリック
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