オッシュからカシュガル 国際バス 週2便(キルギス(週1便)と中国(週1便)が交互運行 キルギスバスの場合は座席車 中国バスの場合は寝台バス 下の写真は中国運行のバスの場合の写真です)
(写真撮影2009年7月)
バスはオッシュの新バスターミナルからでています。マシュルートカーでオッシュ市街から15分です。週2便。中国とキルギスが交互に運行。中国の運行は 寝台バスですが キルギスの運行は普通の座席バスです。運賃は値上がりしていて70ドルです。それにキルギスのバスターミナル税金などが必要です。
下の写真 カシュガル行きの寝台バス 多客期には2台運行。
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寝台バスの中
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寝台バスの中。2段になっており 30人のりです。つまり 定員は座席車とほぼ変わらないので ぎりぎりのスペースです。
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寝台バスは 悪路にもめげず(80%は未舗装のがたがた道) 高速でとばします。バスはすごく揺れます。寝台バスの1階が断然有利です。切符を買う時 1階席を指定します。夜にはいると 高度が上がるので 寒いです。セーターが必要です。
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夜が明けると このような風景です。
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7月の撮影ですが 外は寒く 雪山が見えます。(パミール高原)
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中央の山の白く見えるのは 雪です。
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国境は 移動していました。以前のイリュシュタムの峠付近ではなく さらに中国よりの河川敷に変わっています。
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国境 キルギス側
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キルギス 出国審査場付近
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キルギス 出国審査
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キルギス 出国審査 ここで100ソム払います。寒いので7月にもかかわらず 現地の人はジャンパーを着ています。
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キルギスと中国の緩衝地帯
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しばらく行くとこのバスが待っています。この中から 中国荷物検査員が10人くらい車から降りてきます。中国側の荷物検査は 執拗です。バッグの中の 財布まで開けて 全部検査します。また 車の中の荷物は 全部出します検査に1.5時間かかります。お金の賄賂の要求はありません。が 完全に統制がとれているわけではなく キルギスから中国に輸出する 積み荷の高級ブドウを一部の検査員が 検査と称して食べていました。
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中国側入国審査と税関の建物
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中国側入国審査と税関の建物
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中国側入国審査と税関の建物
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中国側入国審査と税関の建物。ここで また 同じように荷物検査があります(つまり同じことを2回行う)。中国側の荷物検査は 執拗です。もう一度バッグの中の 財布まで開けて 全部検査します。また 車の中の荷物は 全部出します。検査に2時間かかります。デジタルカメラ ビデオは 内容を見せろといってきました。(別室にて検査)なお、トイレは キルギス側 中国側ともありません。中国側の建物は 立派ですが トイレは鍵がかかっており つかえません。このあとカシュガルまで 道路脇での パスポート検査が さらに2回あります。中国側での賄賂の請求はありません。終点は カシュガルのウイグル地区バザール付近です。ここから バスに乗るか 大きい荷物を持っている場合は タクシーとなります。中国のタクシーは ぼるということがなくメーターなので安心です。日本人の多く泊まる色満旅社までは 5KMです。(以前は 国際バスターミナルが終点でしたが なぜか変更されています)
なお、逆方向のカシュガルからオッシュは 中国からの買い出し荷物で 身動きが出来ないくらいバスの中は混雑しています。
この 国際バスに乗らず トラック(ロシア製のカマスの大型トラック)をヒッチハイクしながら 移動することも可能なようです。が 時間がかかり また国境通過時にトラブルに巻き込まれるおそれもあるので 初心者は 国際バスがおすすめです。
この 道路は中国とキルギスを結ぶ大動脈なので 冬季 雪のためバスが運行できないということはありません。ただし、客が少なくて運行しないという場合はあるようです。
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