海外 キルギス国際大学 長期留学生の常備薬
このページは キルギス国際大学の長期留学生の参考用です。薬は個人個人で効き方(薬の感受性)が異なります。また病気も様々です。したがって あくまで参考として考えてください。また 薬には飲み合わせの制約がある場合があります。
なお このページに書いている事項は 病気の治癒 医薬品の服用等の結果 などを 保証するものではありません。薬の服用は あくまで個人の判断・責任になります。
まず 留学前に日本で購入する市販薬。下記の市販薬は必要と思います。通販で購入できます。市販薬の適用範囲 価格などは インターネットで調べてください。
1 日本の総合感冒薬 銘柄は何でもいいです。たとえばパブロン ゴールドA 210錠 通販で1500円くらいです。現地には風邪に何でも効く 『総合感冒薬』はありません。解熱剤 制吐剤 咳止め
頭痛薬 など別々に買う必要があります。 また 一般論として どの国の医薬品にも言えることですが 外国の医薬品が 日本人の体質に合わない場合も 可能性として考えられます。
2 日本の胃腸薬 ビオフェルミン パンシロン 正露丸など(または相当品)
3 日本の オロナイン軟膏(または相当品) これは皮膚の薬です。 鼻の中にできものができたときなどでも 効く場合があります。
日本の病院でもらう薬(海外長期キルギス留学と言って 病院で留学前に薬をもらってください。病院で処方する薬は 市販薬と比較した場合 一般論としては非常に強力です)
病院は 最大1ケ月しか処方しません。(ただし1ケ月もらうと 通常なら数年間使えます)とりあえず 1ケ月もらって 万一不足した場合は 家族に病院に行ってもらい 薬を送ってもらってください。また 風邪 下痢腹痛 目などのみに限って書いてあります。その他心配な病気が考えられる場合は 日本の病院で相談し 留学前に薬をもらってください。
1 風邪薬 キルギス長期留学と言って病院で医師と相談し 薬をもらってください。通常4−5種類セットで処方してあります。日本の抗生物質ももらってください。
2 胃腸薬 キルギス長期留学と言って病院で医師と相談し 薬を もらってください。通常4−5種類セットで処方してあります。日本の抗生物質ももらってください。(日本の病院の場合)下痢などの場合は 頼まないと抗生物質はくれません。キルギスの場合 必要になる場合があります。
3 抗生物質の目薬 現地は乾燥しており 春から秋にかけて ほこりが多いです。現地の人は 乾燥 ほこりに慣れているのですが 日本人の場合 乾燥ほこりに弱い場合があります。 目が赤くなる
白目の部分が少し腫れぼったくなるなどの場合は 日本の抗生物質の点眼薬が効く場合があります。キルギス長期留学と言って 病院で医師と相談して 薬をもらってください(日本のリボフロキサシンなど)
なお 現地で病院にかかる場合は このホームページのLINKのページ LINK(外務省: 医療事情 キルギス)を読むことを お勧めします。)また このホームページのLINKのページの 在キルギス日本大使館の『ビシュケク案内』にも医療情報がのっています。併せて読むことをお勧めします。
このページは海外留学保険に加入していない場合について書いてあります。理想的には 海外留学保険に入ったほうが望ましいと思われます。(海外留学保険は 年間 約 15万円から20万円くらいのようです。契約の内容 契約損保会社によって異なるようです)
このページに書いている事項は 病気の治癒を保証するものではなく 薬などの服用結果についても 保証できません。薬の服用は あくまで個人の判断・責任になります。
市販薬については 購入した通販の販売店等に 問い合わせるか 薬に同封してある説明書を見てください。また インターンネット等で調べてください。
病院でもらう薬については その薬を処方した病院の医師と 相談ください。
現地では 体温計(テルモメトル Термометр)は薬局で150円くらいで入手できます。まず 体温をはかることをお勧めします
薬を日本から送る場合 海外宅急便などでは 医薬品の場合は断られる場合があります。その場合は他のもの(衣類など)と混載するなど工夫してください。。
皮膚の切り傷の場合は 現地の抗生物質の軟膏で十分とおもわれます。アンチバイオチキ マーシといえば売ってくれます。たとえば テトラサイクリン マーシは 15G入りの軟膏で200円くらいです
その他 持っていたほうがいいもの
マスク 長距離マシュルートカー 航空機など 長時間乗車の場合 特に後ろの座席の人が 咳をしている場合は (風邪を引いて 咳が出るときマスクをかけるとか 口を手でふさいで咳をする習慣がないので)菌が飛んでくる可能性があります。現地の薬局で『マスク』といえば売ってくれます。20円くらいです。理想的には 日本で 病院で使う 『N95』というマスクであれば これをかけると 肺炎菌 結核菌などの細菌類から逃れることができます。が 布の網目が小さくやや息苦しいので マシュルートカーの中で長時間 使うのはむつかしいかもしれません。(正規の『N95』マスクではなく簡易型のものは 200円くらいで販売されているようです。しかし効果は不明です)
補足事項
1 常備薬は 『日本の市販の』常備薬と 『日本の病院でもらう』常備薬の両方が必要と思われます。『日本の市販の』常備薬では効かない場合があるからです。
2 現地の薬局で医薬品を買う場合は 現地の(外国の)医薬品が 日本人の体質に合わない場合も 可能性として考えられます。また 薬の説明書はロシア語で書かれており それを理解するためには ロシア語の知識と 更に医薬品の知識が必要になってきます。現地の薬を服用するのは 日本から持参した薬がなくなった場合などです。日本の薬は日本人の体質にあっているので その薬を飲むほうが適切と考えられます
3 のみ薬は 胃 腸などで代謝(消化)されたあと 吸収されるので比較的安全ですが、目薬は代謝されず直接血管から吸収され また おもに目の限られた局所に作用します。現地の薬局で目薬を購入する場合は 目薬には説明書が同封されていますので 念のため目薬の含有成分をインターネットなどで調べることをお勧めします。
4 ヒトは春に免疫力(病気に対する抵抗力)が低下することが わかっています。特に春先は健康の維持に注意が必要です。
5 風邪には日本の市販の『総合感冒薬』が 第一選択です。それでもよくならない場合は 日本の病院でもらった風邪薬です。
6 風邪の原因は80%は(細菌ではなく)ウィルスといわれています。大まかには上気道感染はウィルス 下気道感染は細菌ということがわかっています。(例外もあります)抗生物質は 大まかには『細菌』に対しては猛毒、人に対しては 一般にはほとんど無害です。(一部 これに当てはまらない例外があります)また ウィルスについては 抗生物質は作用機序が異なるため効きません。しかし 風邪をこじらした場合など ウィルスに加え細菌にも感染していることがあります。このため 風邪がひどい場合などは 抗生物質を処方します。処方された抗生物質に感受性にある細菌を駆除することにより 抗生物質で 風邪がよくなる場合があるからです。しかし この処方は日本の場合 医師 病院によって判断が異なります。(抗生物質の耐性菌ができるなどで 処方をためらう医師 病院が多いです)キルギス国際大学長期留学生の場合 風邪をこじらした場合など 日本の医師の処方に従って 日本の病院でもらった薬(抗生物質も)を服用してください。
7 ステロイドを含有する目薬は ここをクリック
Q and A
1
キルギス国際大学外国人学生の場合(インド人 パキスタン人など)風邪をひいたときは どのような薬を服用していますか
『パラセタモール』を服用しています。これは 解熱剤です(やや頭痛薬としての作用もあり)
2
キルギス国際大学外国人学生の場合(インド人 パキスタン人など)狂犬病の予防接種(ワクチン)状況はどうですか
接種していないようです。
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