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中国カシュガルから パキスタンへ
 カラコルムハイウェー国際バス
(写真撮影2009年8月)

中国カシュガルから パキスタンへの国際バスです。パキスタンビザは パキスタン国境で取得できます(2009年8月現在)
下の写真は カシュガルの国際バスターミナルで 乗客がバスに乗っているところです。中国からの買い出し荷物でトランクは満タンの状況です。バスはギルギット行きです。
切符は ギルギッとまでいく場合はギルギット フンザまでいく場合は フンザまで買っておく必要があります。 国境ゲートのスストいったん下車し 追加のスストからの切符をバスの中で買った場合は 数倍ぼられます。(バスはスストで30分くらい停車します)また バスに乗るとき 男が現れ荷物積み込み料として 20元要求してきますが 払う必要はありません。


下の写真;カシュガルの国際バスターミナルで 乗車するところ



寝台バスの内部。30人乗るので狭いです。が、座席車よりは楽です。


途中での休憩。中国国内。


カラクリ湖が眺められます

カラクリ湖が眺められます


途中の風景



この後中国のタシュクリガンで 宿泊

(この後 中国側の国境通関出国審査が 昼間のみなので) 夕刻 国境近くのタシュクルガンで宿泊します。タシュクルガンはまずまずの大きさの町でゲストハウス 食堂などあり快適に過ごせます。(タシュクルガンで泊)バスの中で 宿泊のホテルの案内があります。安いゲストハウスです。
タシュクルガンを 翌日 早朝に国際バスは出発します。出発後まもなく 中国側のチェックポイントがあり パスポートチェック 荷物検査です。中国の検査は執拗です。検査終了後 バスは出発します。その後
1時間後くらいに中国側の出国審査 通関ビルがあります。ここで 再度出国検査 税関検査があります。(つまり同じことを2回やります。中国の検査は執拗です)中国側の出国審査 通関ビル周囲にはトイレ売店などがあり 不自由はないです。
通関ビルを出発後 しばらくいくと パミールの山並みが見えます。(下の写真)

下の写真 
翌朝出発後カラコルムハイウェー


下の写真 最高高度付近。4000メートルを超えているので 雪があります。


下の写真は 国境


国境です。中国側の 国境の門が見えます。ここよりパキスタンへの入国ですが パキスタンの入国税関の建物はありません。この先 のスストにあります。

パキスタン側の風景

パキスタン側の風景


パキスタン側の風景。トイレ休憩。寝台バスにはトイレはありません。



途中外国人は ここで 『自然公園税』を払わされます。往復する場合 短期でも往復とも払う必要があります。つまり ここを通過するたびに4$必要。少額ドル紙幣がない場合は 両替手数料は非常に高いです。

カラコルムハイウェー。道路は狭いです。カラコルム『ハイウェー』には ほど遠いです。ただし、改修工事が進行中のようです。


パキスタン側の風景。崖崩れの危険箇所もあります。カラコルム『ハイウェー』には ほど遠いです。


ススト。ここで入国審査、税関です。日本人は1ヶ月のアライバルビザが取得できます。15分程度で発給。2009年8月時点です。ビザについては変化する場合もありますので都度確認ください。ビザの情報はカシュガルの色満旅社(日本人の多く泊まっている安宿)で入手できます。


ススト
ここで入国審査、税関です

ススト ここで入国審査、税関です。町は小さいです。パキスタン側のはずれに安宿があります



国際バスに乗らない場合 
スストから ギルギットまでの車両。この日本製のワンボックスカーは 座席を改造してあり 横方向4人 縦方向に5列あります。つまり 9人乗りの日本製の車に20人くらい乗ることになり 非常に狭いです。その上 足下には荷物もあります。この狭い空間の中では
 日本人にはまず無理です。パキスタンでは乗客は全員と言っていいくらい男性で女性は乗っていません。従って特に日本人女性がこのバンに乗るのは無理があります。さらに 屋根の上には荷物と人が乗っています。スストから ギルギットまでは 国際バスのほかには 大型バスはほとんどなくこのバンになります。ギルギットから先の イスラマバード ラホールへは大型バスも選択できます。



フンザ入り口道路は狭いです。フンザへは ここから山の手に歩いて30分です。(歩いてもいけますが とうりがかりの車をヒッチしたほうが楽です。 フンザには 安宿が10軒くらいあり 宿泊に困ることはありません。 また フンザ発のギルギット行きの大型バスが 1日1本出ています。)。パキスタンにはいると女性は見かけません。まるで男の国に入ったようです。(パキスタンはイスラム教国家で 女性は家にいるという習慣になっています。特に若い女性は まったく街で見かけません。見かける女性は 日本人などの外国人の女性と 子供と 年配の女性です。 商店の販売員などすべて男性の仕事です)



トラック。荷物の上に人が乗ります。つまり 貨客両用車です。


通常は フンザ ギルギットで夜になるので フンザ またはギルギットで宿泊します。スストにもゲストハウスはあります。(安価なゲストハウスはスストのフンザ側のはずれにあります。スストの町は小さいので10分ぐらい歩いた 町外れにあります)フンザは避暑地で日本人も多いです。ギルギットは比較的 大きい町でゲストハウスは多数あります。

下の写真 
ギルギットのバスターミナル。

下の写真 ギルギットのバスターミナル 同じバスターミナルを 角度を変えて撮影したもの

この先 ギルギットからは ギルギットのバスターミナルから イスラマバード行き ラホール行き ラワルピンディー行きの大型バス マイクロバスが昼間 2時間に一本程度でています。ギルギットから先の道路も 急峻な山の間を縫うよう走る 河川沿いの道で 道路は狭いです。途中 2ヶ所で軍隊による検問所があり 外国人は パスポート検査があります。
ラワルピンジーは 大バスターミナルで24時間あいています。クエッタ カラチ ペシャワール ラホール イスラマバードへは ここで乗り換えます。パキスタンなどイスラム教国ではバス列車にはほとんど女性は乗っていません。従って 日本人女性は 現地人の女性ような イスラム式の服装をしているのが 目立たず好都合です。

下の写真 
ラワールピンジーのバスターミナル バスは写真には写っていませんが 50台くらい待機しています。


なおパキスタンではバスの値段は決まってはいますが 日本人はごまかされる場合が多いです。
(『おつりは今はないので後で払う』 といって 請求してもそのままくれない。おつりをごまかされる。切符の値段をごまかされる(指定席料などといってごまかす。などバスの正式な窓口でも注意が必要)。特に日本人が多く乗っている 幹線に注意が必要)パキスタンは両替手数料は 高いです。銀行でも高いです。また夏期はラホールなど内陸のパキスタンでは気温が高いです。普通の日で45度に達します。

下の写真 
ラホールのバスターミナル


下の写真 ラホールのバスターミナル


下の写真 
ラホール鉄道駅(鉄道は バスに比べて 未発達です) バス鉄道など 表示は (英語表示ではなく)現地の文字になっており 迷います。




パキスタンは 危険情報が出されています。 主要幹線道路からはずれるばあいなど 危険があるようです。パキスタンの軍隊は主としてインド方面を重点に警備展開しているので 他の地域は手薄となっているようです。


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